サッカーって野球と違って、試合が始まると敵と味方があちこち動き回りだすので、誰がどこにいるのか分からなくなってしまった経験ってありませんか?
そういうあなたは、まず基本的なポジションを覚えましょう!
選手はむやみにボールを追いかけて走り回っているわけではありません。
最初に配置された位置によって役割が違うので、選手のポジションを覚えておくことで、どの選手がどう動くべきかが自然とわかってきます。
サッカー中継ではいろいろなポジションを表す単語が出てきますが、始めから全部覚えようとすると頭が混乱するので、まずは基本的なものから!
最初に覚えるポジションはこの4つだけでOK☆
ゴールキーパー(GK)
言わずと知れた、いちばんわかりやすいポジションですね!
サッカーで唯一手を使っても反則にならないし、1人だけ違うユニフォームを着てます。
チームのいちばん後ろで、手や足など体のありとあらゆる部分を使ってゴールを守っています。
ディフェンダー(DF)
名前のとおり、主にディフェンス(守備)を担当します。だいたい3人〜4人の選手がゴールキーパーの前の列に配置されます。
なかでもゴール前にいる選手はセンターバック(CB)と呼ばれていて、相手の攻撃を何度も跳ね返さないといけないので、背が高い人や体格のゴツい人がセンターバックにいると相手チームは嫌がります。
そして、両脇にいる選手はサイドバック(SB)と呼ばれています。ポジションはディフェンダーではありますが、実は攻撃の際も重要な役割を果たしているんです!
ミッドフィルダー(MF)
チームの真ん中に位置するポジションなので「中盤」と呼ばれることもあります。
監督の戦術によって少なくて3人、チームによっては6人も配置されたり、人数に差があります。
主にディフェンダーからパスをもらって攻撃につなげていく役割がありますが、ミッドフィルダーの中でも後ろの方にいる選手は「守備的MF」、前の方にいる選手は「攻撃的MF」として、同じポジションでも役割が大きく違います。
チームの中心的なポジションです!
フォワード(FW)
相手ゴールにいちばん近いポジションなので、点をとる(ゴールを決める)ことが求められます。
だいたい1人〜3人配置されます。
すごく足の早い選手、1人で何人も抜き去ってたくさんのゴールを決めることができる選手、周りの選手がゴールを決めやすいように動くのが得意な選手など、いろいろな特徴を持った選手がいます。
なので、どの選手がフォワードに選ばれているかによって、そのチームがどうやって攻撃したいのかが分かります。
いかがでしたか?
それぞれのポジションの役割を知っていると、ゴールキーパーやディフェンダーは先生っぽいキビしい選手が多かったり、ミッドフィルダーはクラスの人気者的な存在だったり、フォワードはちょっとやんちゃな感じとか、そのうち、選手の性格が何となくわかったような気がしてきます。
あなたの周りの友達は何タイプ?
友達や彼氏、彼女、上司や部下など、周りのみんなを各ポジションに配置したらどんなチームになるでしょう☆
お試しあれっ!
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